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【フランスワーホリ】WWOOFでオーガニックワイン農家にファームステイ体験記

投稿日:2019年10月29日 更新日:

フランスでワーキングホリデーをスタートして最初の1ヶ月間、私はWWOOFというサイトを使って南仏のRoujanという町でファームステイをしました。

WWOOF(ウーフ)とは

WWOOFとは、”World Wide Opportunities on Organic Farms”の略でオーガニック農家で仕事を手伝う代わりに、食事や宿泊場所を提供してもらい、その土地の農業や文化を学ぶことができるというものです。

WWOOFでファームステイすることをWWOOFing、お手伝いする側の人たちをWWOOFerと呼びます。

こちらのサイトから会員登録(40ユーロ/年)、ホスト農家探しができます。

https://www.wwoof.fr

WWOOFingの魅力

私がお世話になったのはラングドックエリアにあるオーガニックワイン農家。周囲には隣人さんの家が一軒あるだけで他はひたすらぶどう畑でした。少し車を走らせたところに街があるので、土曜日のマルシェやちょっとしたお出かけはここに。

1ヶ月私が実際に体験して良かった!と感じたことをピックアップしていきます。

1. 農業体験と田舎暮らしで自然を体感

だだっ広いワイン畑に囲まれて自然を感じながら生活することができました。日本にいると、自然に触れたり、実際に手を動かして自分が口にするものを育てたり、住んでいる建物の手入れをしたりという機会はあまり多くありません。

今回WWOOFingをしてみて、平日は毎日5時間の労働でぶどうの木に水やりしたり、添え木を立てたり、剪定や間引きをしたり。日によっては、野菜畑もあったのでそちらの手入れや、ホストマザーの趣味でもあるドライストーンウォールの手伝いをしたりと、地味ですが運動不足の身には決して楽とは言えない作業の数々でした。

しかし、日に日に植物が育っていくのを見たり、ぶどうの品種の違いを知ったり、自然の中のものを使って住まいの一部を作ったり、朝日やや夕焼けが綺麗だったり。実際に自分が体を動かして働いたからこそ感じられたことも多いです。一つ一つは些細なことですが、人間としての生活の原点を感じることができました。普段食べている肉も野菜も、飲み物も、住んでる家も、当たり前になってしまっているけど、どこかで誰かが時間と手間をかけて生み出してくれているんだなと再認識し、自分が「自然の中に生きてるんだな」ということを改めて実感することができました。

2. フランスの家庭料理とオーガニックな食生活

お昼と夜に用意してもらえるごはんが本当に美味しくて!!!毎日農作業してるはずなのに食べ過ぎで太りました。毎晩ワインも飲ませてもらえて、お酒好きにはたまりません!

庭で採れた野菜や果物を使ったサラダや、残り物をアレンジして作るキッシュ、いろんな種類のチーズや中がふわふわのバゲット。素材が美味しいのでシンプルな料理でも美味しくて最高です!

夏は夜22時頃まで明るく滞在中ほとんど雨も降らなかったので、毎日テラスのテーブルで食事をしていました。気持ちいい風を感じながらゆっくり食べるディナーはとても幸せな時間でした。

生ゴミは堆肥にして畑の肥料として使います。そういう環境への配慮や自然の循環について実生活を通して学べるところもWWOOFingの魅力だと思います。

3. 世界中から集まる仲間たち

ホスト側の農家にもよりますが、私が滞在したところはWWOOFer用の部屋が4部屋あり、カップルでステイしていた人もいたので、たくさんのWWOOFerとの出会いがありました。

アメリカ、イギリス、フランス、チリ、オーストラリアと世界中から来ている仲間との生活はとても刺激的でした。仕事を辞めて新しい体験をしに来ている子も、本気でワインを学びに来ている子も、自然や環境に強い関心を持っている子も、いろんな子がいてそれぞれしっかりと自分の考えを持っているのでとても勉強になりました。

政治や社会問題、自然や今後の人生について真剣に語り合う場面もあり、日本ではあまり話題に上らないテーマですが、いろんな視点からの考えを聞くことができ貴重な時間でした。

週末は、みんなで街までお買い物やジェラートを食べに行ったり、近くの山にハイキングに行ったり、一緒に映画を見たりと、とても楽しかったです。

4. 完全な英語環境で語学の練習

上に書いたような複雑な会話も全て英語で繰り広げられます。私はフランス語が全くしゃべれなかったので英語OKのホストを選びました。他のWWOOFerも全員がフランス語を話せるわけではなかったので基本的に会話は全て英語でした。語学を学びたい人には実際の生活を通して練習ができるのでいい環境だと思います。

フランス語はおろか英語力もそこまで高くない私は、ネイティブレベルで飛び交う会話にオロオロする場面も多々。急に話振られても答えられなくて、英語力もそうだけど自分の意見を持つことの大切さを改めて実感しました…。

ここまで日本語が一切使えない環境での生活は初めてでしたが、仕事の説明もごはん中の会話もなんとかするしかない状況なので必要に駆られて少しは伸びたかなと思います。

フランス語も、家庭内の会話はフランス語なのでネイティブのフランス語に触れることができ、簡単な言葉を教えてもらえたりしたので、フランス語学習の入り口としてワーホリの最初にWWOOFを選んで良かったなと思っています。

WWOOF農家の選び方と到着まで

実際にWWOOFing先を決めて到着するまで、不安なことや大変なこともありました。私が農家を選んで出発するまでの大まかな流れを紹介します。

出発までの流れ

・WWOOF会員登録
・ホスト先の農家選び
・応募メッセージを送りまくる
・返信がきたらスケジュールの調整
・Skypeで自己紹介や詳細の確認
・行き方や集合場所の確認
・出発前に再確認の連絡

まず、サイトに登録したら候補の農家をエリアや仕事内容などで絞っていきます。写真や口コミを見て良さそうなところに応募のメッセージを送ります。送っても返事がないことも多いので、気になったところいくつか応募するのがいいと思います。返事がきたら、希望期間や何を学びたいかなど何度かやり取りします。合いそうであれば、Skypeで話して自己紹介やWWOOFing期間中の詳細を確認します。その後、受け入れることにしたよ~って連絡が来て、詳しいアクセスの仕方や当日の集合場所の確認をします。TGVのチケットを手配して到着時間を連絡。念のため、出発前に再度連絡を入れて当日現地に向かいます。

  

初めの農家選びがちょっと大変で、メッセージを送っても返事が遅かったり返ってこないことも多いので、希望の期間が決まっていたら余裕を持って早めに動き出した方がいいでしょう。私は5件応募して、返事が返ってきたのは2件、スケジュールが合ったのが今回のところでした。

Skypeでのやり取りが結構緊張だったのですが、私が行ったところだけなのか、フランスのWWOOF全体としてのシステムなのかは分からないです…

後から聞いた話、月に60件以上の応募があるらしく、私は日本人だから受け入れたらしいです。「Japanese people never get tired!」って言ってた。んなことない。前にいた日本人どんだけ働いてたんだよ…笑

農園は田舎の辺鄙なところなので、当日はTGVの通っている少し大きめの駅まで迎えに来てくれました。初フランスでTGVの乗り方もよく分からなかったけど、アプリにチケット入れてQRコードをピッてやる感じで済んだので、目的地まで誰と話すこともなく無事に到着しました。

  

以上、私が体験したWWOOFについてザッと紹介しました。この1ヶ月間は、ここでしかできない体験をたくさんすることができました。語学や知識だけでなく、「自分にとって本当に大切なものは何か」を考えるきっかけになりました。

ワインや農業を学びたい方、フランスの田舎の生活を体験したい方、日本から離れて視野を広げたい方、WWOOFingは間違いなく今後の人生に良い影響を与えてくれる経験になると思います。迷ってる方にはぜひ!とおすすめしたいです。

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ゆきだるま

愛知県出身、フランスワーホリ中の1991年生まれ。旅と読書と編み物が趣味。大学の専攻は社会心理学。日本の伝統文化や植物の力(オーガニック、アロマ)に興味があります。好きな言葉は適材適所。世の中の偏ったステレオタイプをぶっ壊したい。外注ライターをしながらブログ執筆中。もっと詳しく見る